ホメオパシーのコンサルをさせていただき、たくさんの方の心の奥にある感情を一緒に見つめる作業をしています。
ほとんどの場合、嫌な感情、例えば、ジェラシー、怒り、悲しみ、には蓋をしてしまうのね。みんな、だって嫌な自分は見たくなし、辛い思いをするのも嫌だし、悲しい感情も苦手だしね。
大好きなご両親だから、昔言われた言葉に傷ついた、という事実さえ、「今はもう大丈夫」というラベルを貼って自分の感情から離れてしまっていること、が多いです。傷ついた自分を肯定することが傷つけた相手を否定すること、みたいに感じてしまうからかな。。。
自分の中に沸き起こる感情って、実は相手はあまり関係ないです。だから相手のことを気にして自分の感情を見ない、感じない、なんてもったいない。。。感情ってすべての鍵を握ってます。自分を知り、自分らしく、自分に素直に生きるために、自分の感情に向き合うことって本当に大切。
表面的なお話から、深いお話をさせていただき、嫌に感じていた感情にアクセスして涙を流すとその方のヴェールが一枚ずつ剥がれていくように見えます。レイヤーを少しずつ脱ぎ捨てて、自分の感情を見つめて、大切にしてあげて欲しいなと心から思っています。
昨日は、オージーの25歳の女性のフォローアップコンサルでしたが、壁が厚く、なかなか本心を語らない彼女が、友達に隠し事をされてすごく嫌な気持ちになったこと、いつも友情を裏切られたように感じてしまうパターン、そしてお母さんとの関係を話してくれる中で、ご両親が激しい言い争いをする度に、離婚してしまうのではないかととても怖かったこと、を涙とともに話してくれました。私たちって本当に繊細で、小さなころの出来事に対する感情がトラウマとなって今の恋愛関係や、仕事、親子関係に影響しています。忘れてしまっていることもたくさんありますね。でも忘れている、のではなく、つらい出来事であればあるほど、蓋をして切り離している、というのが事実なのかもしれません。本当の感情にアクセスして、自分のジェラシーも、怒りも、悲しみも受け入れるって意外に難しく感じるかもしれませが、「認識」できるだけで大きなヒーリングが起きますね。怖かった自分を見つけてあげる、ということ。ジェラシーを感じる嫌な自分を感じきり、その感情がどこから来るのか、を見つけてあげると、「嫌な自分」から「愛おしい自分」へ変わり、自分が自分らしくあること、を認めてあげることができるようになりますね。
上記の彼女、今日から遠距離恋人のいるイギリスへ2ヶ月滞在するために飛び立ちました。彼に対する不信感やジェラシーもあったので、昨日のセッションで少しだけ自分の内側にある恐怖に気づいて、彼に対する感情がどこから来るのか、に気づいてくれたら嬉しいな、と思います。レメディも彼女のバイタルフォースをサポートしてくれますね。彼女のコンサル目的は、腕の赤い斑点、便秘、めまい、集中力がない、でした。これらももちろん考慮に入れて、そして彼女という人を知り、レメディを選択し統合的にサポートしていくのがホメオパシーコンサルです。
急性の肉体的症状に効くレメディーもたくさんありますよ、ただ私は「その人」を知ることが大好きで、人生をシェアできること、その人の内側の大きな可能性を見出すこと、に喜びを感じるので、こういう形のコンサルをしていきたいと思っています。
今日もよい1日を!